ACCESS {Article001}

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Accessの新規データベースを作成してテーブル(Stats, Category)を定義する

ここではMicrosoft Accessの新規データベースを作成してテーブルを作成(定義)する手順を解説します。 なお、ここではMicrosoft 365のAccessを使用しています。 解説文の左側に図の画像が表示されていますが縮小されています。 画像を拡大するにはマウスを画像上に移動してクリックします。 画像が拡大表示されます。拡大された画像を閉じるには右上の[X]をクリックします。 画像の任意の場所をクリックして閉じることもできます。

操作手順

  1. Accessを起動して空のデータベースを作成する

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    図1
    Microsoft 365のAccessを起動します。 Accessが起動されたら「新規」から「空のデータベース」をクリックします。 図の下のキャプション【図1】にマウスを移動すると図の説明が表示されます。 その他の図も同様です。
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    図2
    「空のデータベース」のダイアログが表示されたら「ファイル名」に「Stats.accdb」を入力します。 デフォルトのフォルダを変更するときは右側の「フォルダを開く」アイコンをクリックしてデータベースを作成するフォルダを選択します。 最後に[作成]ボタンをクリックします。これでフォルダにAccessのデータベース「Stats.accdb」が作成されます。
  2. 新規テーブル(Stats)を作成する

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    図3
    デフォルトのテーブル「テーブル1」が作成されたら「テーブル1」の右の[X]をクリックして閉じます。
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    図4
    Accessのトップメニューから[作成]-[テーブルデザイン]をクリックします。
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    図5
    テーブルのデザイン画面が表示されます。
  3. テーブルのフィールド名を入力する

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    図6
    テーブルのデザインが表示されたら「フィールド名」に「Url」を入力します。 「データ型」のドロップダウンリストからはデフォルトの「短いテキスト」を選択します。 「フィールドプロパティ」の「標題」に「URL」を設定します。 その他のプロパティはデフォルト値を使用します。 以下、同様の手順で「表1: Statsテーブルのフィールド一覧」を参考にフィールド名を入力します。 「DateAdded」のフィールド名を入力するときはプロパティの「既定値」に「=Now()」を設定することを忘れないでください。

    TIP: 既定値にAccessの関数「Now()」を設定すると新規レコードを作成したときに、レコード作成時の日時が自動的に設定されます。
    表1: Statsテーブルのフィールド一覧
    フィールド名 ※ 標題 データ型 フィールドサイズ 既定値 備考
    Url URL 短いテキスト 255 主キー
    Title タイトル 短いテキスト 255
    ImageUrl サムネイル 短いテキスト 255
    Category カテゴリー 短いテキスト 50
    ViewCount 閲覧回数 数値型 長整数型
    ExcludeMe 除外フラグ Yes/No型 No
    DateLastViewed 最終閲覧日 日付/時刻型
    DateAdded 登録日 日付/時刻型 =Now()
    ※フィールド名は英語で標題に日本語を設定する。

  4. テーブルの主キーを設定する

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    図7
    「フィールド名」から「Url」をクリックして選択したら、Accessのトップメニューから「主キー」をクリックします。 これで「Url」のフィールドが主キーとして設定されました。

    NOTE: Accessのテーブルを作成するときは必ず主キーが必要になります。
  5. テーブルを保存する

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    図8
    「テーブル1」の右から[X]をクリックしてテーブルを閉じます。
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    図9
    「テーブルの変更を保存しますか?」のダイアログが表示されたら[はい(Y)]のボタンをクリックします。
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    図10
    「名前を付けて保存」のダイアログが表示されたら「テーブル名」に「Stats」を入力して[OK]ボタンをクリックします。 これでAccessのテーブル一覧に「Stats」テーブルが表示されます。
  6. テーブルを修正する

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    図11
    テーブルを修正するときは「テーブル一覧」に表示されているテーブル名を右クリックしてダイアログを表示します。
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    図12
    ダイアログが表示されたら「デザインビュー(D)」を選択します。 これでテーブルのデザインが修正できます。
  7. Categoryテーブルを作成する

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    図13
    Statsテーブルを作成した手順で「表2: Categoryテーブルのフィールド一覧」を参照してCategoryテーブルを作成します。 「DateAdded」を入力するときは「既定値」に「=Now()」を設定することを忘れないでください。

    TIP:フィールド名「ID」のデータ型を「オートナンバー型」に設定すると、 テーブルに新規レコードを追加したときAccessが「1」から始まる連番を自動的に採番します。 フィールドサイズが「長整数型」のときはデータ型を「オートナンバー型」にすると便利です。
    表2: Categoryテーブルのフィールド一覧
    フィールド名 ※ 標題 データ型 フィールドサイズ 既定値 備考
    ID ID オートナンバー型 長整数型 主キー
    CategoryFullName カテゴリー名 短いテキスト 50
    CategoryName 省略名 短いテキスト 50
    Notes 備考 短いテキスト 255
    DateAdded 登録日 日付/時刻型 =Now()
    ※フィールド名は英語で標題に日本語を設定する。