1) たいていの場合、 本物の金持ちは金持ちらしく見えず、 金持ちぶる人は金持ちではない。 2) 身近にいる「金持ち」は、 実は「金持ちのふりをしている人」 であることが多い。 3) 億万長者になるために欠かせないのは、 労働と節約に励み、欲望を抑えること、 これは億万長者が例外なく やってきたことである。 4) 収入の最大化を目指すよりも、 収入を効率よく財産に 変えることが重要である。 5) 金持ちになりたければ、 年間世帯実所得の2倍を 上回るローンを払わなくては いけないような家を買ってはならない。 6) 消費の欲望に負け、 優雅な暮らしを送るための経済基盤を 手に入れないうちから 金持ちのふりをする人は、 絶対に金持ちにはなれない。 7) 金持ちが金持ちになったのは、 ぜいたくをしたいからではない。 そして、金持ちが金持ちになれたのは、 ぜいたくをしなかったからだ。 8) 億万長者は「価格」よりも「質」を優先させ、 つねにライフサイクルコストを考える。 9) 多大な消費をしながら資産を 形成する金持ちも、確かにいる。 ただしそれが1000人に1人程度ということは、 その金持ち自身も知らない。 10) 「浪費する億万長者」には、 貧しい境遇から叩き上げてきたケースが多い。 11) 一代で財をなした億万長者の大部分は、 自由、安心、他者に依存しないで いられることなどを、 金持ちでいることの重要な メリットとしてあげている。 12) 「カネがあれば空気を読まなくていい」 などということはない。 13) 資産を築いて経済的安定を得ることも、 業績を積み上げて名声を得ることも、 高級ブランド車に乗らなくとも、 十分可能である。 14) 収入を得る能力が低めでも、 大きな富を生み出す力は あなたの中に秘められている。 15) 金持ちになるためには、 決して他人の金を当てにしてはいけない。 16) 財産を蓄えるに当たっての 最大の邪魔者は、 住宅と周辺環境である。 17) 家の大きさが示すのは、 その人の持つ資産額ではなく、 残債額である。 18) 経済的にも家庭的にも 「出入り」が激しい人生は、 幸福の度合いを下げる。 19) 上司のまねをしても、 ろくなことがない。 同じ会社で、同じ嗜好を持っていようと、 給料の額がちがうのだから。 20) 収入を下回る暮らしを心がけること。