パナソニックが週休3日制を 導入することを発表した。 全面的な週休3日制への移行ではなく、 あくまで選択制で、 金をそのままに休みを増やすのではなく、 休んだ分は賃金が減る形だとみられている。 かつて、 日本初の週休2日制導入をした際に、 松下幸之助は社員に「1日休養・1日教養」 と呼びかけた。 生涯学習を提案したのだ。 そして今回、 パナソニックは3日目の休日に関して、 「副業やボランティアの時間確保」 を掲げている。 つまり、 「1日休養・1日教養・1日副業」 を求めているのだ。 堂々と副業を行うことで、 社員は収入源のリスク分散と 新しい分野への挑戦が可能になり、 会社は、社員の視野が広がることで、 より柔軟に社会の変化に対応 できるようになったり、 斬新なアイデアが社員から 生まれるようになる。 週休3日制は労使双方に メリットをもたらす制度だと思われる。