◆「お金の増やし方を教えてください」のまとめ 1. 自分の今の貯金から、 当面の生活費を除いた上で、 絶対減ってほしくない「安全資産(A)」と、 増えるかもしれないし減るかもしれない 「リスク運用資産(B)」に分ける。 リスク運用資産(B)は平均すると 年間5%くらいプラスになるが、 最悪1年1/3減る可能性がある。 [例] 貯金500万の人 ▶当面の生活費 50万円 ▶安全資産(A) 250万円 ▶リスク運用資産(B) 200万円 2. ネットの証券会社に口座を開く 3. 安全資産(A)で個人向け国債「変動10年型」を買う 4. NISAに口座を開く 5. リスク運用資産(B)で投資信託の 「①上場インデックスファンドTOPIX」と 「②ニッセイ外国株式インデックスファンド」 を半々ずつ買う。 このとき100万円はNISAの口座を使い、 残りは証券会社の普通口座で買う。 6. 利用できる人は「iDeCo(個人型確定拠出年金)」 も利用する ※iDeCo(イデコ)では 外国株式インデックスファンドを割り当てるとよい。 7. お金がたまってきて、追加で投資信託を買うときは、 国内と海外のインデックスファンドが資産全体で 半々になるように買う。 ただし全体が「4:6」~「6:4」の間に おさまっていればいい。 8. ひたすらほったらかしておく 9. まじめに働いて人生を楽しむ! ※ポイント1 ・FXも個別株も買わない。外貨預金もやらない。 手数料の安いインデックスファンドだけに投資する。 ・保険には入らず、入ったと思って運用にまわす。 何かあったときは貯蓄から使う。 ・iDeCoに入れる人は上限まで利用する。 ※ポイント2 ・現行制度では、 中長期の資産形成を目的とするつみたて型は、 金融庁の選んだ投資信託が対象で、 20年間非課税(上限は年40万円)になる。 一般型は、 株式も購入できる代わりに非課税期間は 5年(上限は年120万円)と短い。 新しい制度は、つみたて型の投資枠の一部に、 一般型の機能を引き継いだ「成長投資枠(仮称)」 を設ける。 同じ口座で併用でき、投資上限額を超えなければ、 どちらの運用益も非課税となる。 ・投資信託などの運用益が非課税になる NISA(少額投資非課税制度)について、 政府・与党は今は2種類あるNISAを つみたてNISAを軸に一本化し、 生涯の投資上限額を1500万円にする方針を固めた。 このうち750万円は株式投資に使える「成長投資枠」、 年間投資上限額は120万円とする方向で最終調整する。