◆まとめ アメリカ市場はプロが多く個人には不利だが、 日本のマイナー市場なら アノマリー(anomaly)を突くことで勝機がある。 成功者はリスクを恐れず、 大きなレバレッジをかけて資産を築く一方、 多くの人はその精神的負荷に耐えられない。 地道にNISAで積立投資を続ければ、 堅実に1億円を目指すことも可能で、 のんびりした小金持ちも一つの理想。 ◆「アノマリー」を見つける アメリカの株式市場には ヘッジファンドや投資銀行のトレーダーが 大挙して参入してくるので、 個人には勝ち目がない。 しかし日本の商品先物市場なら、 市場規模が小さすぎてプロは相手にせず、 素人がヤマ勘や怪しい情報を元に儲けようと 集まっている。 アメリカの最先端のトレーディング理論を 日本のマイナー市場で使えば、 大きなアドバンテージが得られるという発想。 具体的には、 トレーダーは週末に資金を持ち越すのを嫌うから 金曜日にポジションを閉じて、 月曜日に再び買い直す傾向がある。 このため週末は値下がりし、 月曜日は高く始まることが多い。 だったら金曜日の終値で買い、 月曜日に始値で売れば 高確率で儲けることが出来る。 ◆金融市場はとてつもなく巨大なので、 全体としては効率的でも、 わずかなアノマリーを利用するだけで、 何億、何十億という個人にとっては 大金を手にできる。 ◆あちこちにマンションの部屋を買って賃貸するのは 面倒ばかり多くてまったく割に合わない。 一棟買いなら管理会社に すべて任せてしまえばいいので、 なにもする必要がない。 ◆成功者に共通するのは、 投資に大きなレバレッジをかけるのを恐れないこと。 例えば、家賃収入で数十億円が入ってきても、 そのためには何百億円の借金を 背負わなくてはならない。 稼げる人は失敗してもすべてを手放して 自己破産すればいいだけだから、 そもそもリスクなどないと考える。 儲けは無限大で、 損は限定されているのだから、 やらなければ損だという発想。 理屈としては正しいとしても、 感覚的には恐くてできない人も多い。 むしろ、それに耐えられるかどうかこそが、 お金持ちと普通の人を分ける決定的な違いなのだ。 ◆アメリカの億万長者を研究した ベストセラー「となりの億万長者」では、 平均の2倍の収入があって、 質素な暮らしをしていれば、 定年になるまでにはミリオネアになれると書いてある。 平均の2倍の収入と言われると 難しいと感じるかも知れないが、 共働きなら実現可能である。 ◆全世界の株式に投資をする 投資信託「オルカン」などに NISAで月10万円を積み立て投資すれば、 7%の利回りでも30年で1億円になる。 株式やFXであれ、不動産であれ、 利益に対して課税される投資が、 非課税の投資を上回ることは考えにくいので、 これが億万長者になる最強の戦略かもしれない。 ◆イーロン・マスクはある講演で、 未来のイーロン・マスクを目指す若者に 一言と言われて、 「本当に私のようになりたい人が どれだけいるでしょうか。 私は異次元の拷問を自分に科していますから」 と答えた。 実際、彼は常に刺激を得ていないと 鬱に陥ってしまうらしく、 ほとんど寝ないで働き、 さらには中毒のようにSNSに投稿している。 ほとんどの人は そんな大富豪の人生よりも、 のんびり暮らせる小金持ちを目指したいと 思うのではないか。