◆まとめ 歯間ブラシは歯垢・歯石を減らし、 毒性の強い菌の発生を抑える効果があるため、 フロスよりも有効。 歯周病菌は酸素を嫌い、 歯垢・歯石が溜まると増殖するため、 定期的なクリーニングが重要。 睡眠時無呼吸症候群は オレキシン分泌を増やし 食欲を刺激する悪循環を生むため、 対策が必要。 筋肉量は30代から減少し、 運動を取り入れ座りすぎを防ぐことが 健康維持に重要。 ◆毎日の歯磨きには、 歯ブラシだけでなく歯間ブラシもぜひ使ってほしい。 完璧に綺麗にできなくても、 歯の間に溜まる歯石の量が確実に減る。 掻き出す時に酸素にさらすこともできるから、 毒性の強い菌の発生を遅らせることができる。 これにより、 フロスよりも歯間ブラシを使う方が効果的である。 ◆歯科医院での定期的な クリーニングが必要なのは歯周病菌の問題もある。 歯周病菌は大きく分けて30種類ほどあるが、 酸素を嫌うタイプの細菌なので空気が届かない、 歯垢の中に入り込んで繁殖する。 基本的に歯垢・歯石がなければ増殖できないため、 歯垢・歯石の量✕時間の経過で 悪性度(毒性)の高い菌が増えていく。 だから、歯垢・歯石をできる限り少なくして、 長期間溜めないことが重要になる。 とはいえ、 自力の歯磨きではどうしても磨き残しが出るから、 定期的なクリーニングでリセットする 「プラークコントロール」が必須となる。 ◆睡眠時無呼吸症候群の人は、 深い睡眠がとれていないので日中に眠りやすく、 昼間に活動するためにオレキシンという 脳内の覚醒性物質が大量に分泌される。 このオレキシンの副作用は、食欲が出ること。 だから、無呼吸の症状があると食べる量が増える。 そうすると脂肪が増えて気道が狭くなり、 無呼吸が悪化しさらにオレキシンが 分泌されるという悪循環に陥る。 ◆筋肉量は30代から低下する。 40代から50代の人は、 日常に運動を取り入れて、 筋肉量を維持することが大切。 座りっぱなしなど不活動時間を 減らすことも意識したい。 椅子に座っている時間が長いほど 病気にかかりやすく寿命が短い。