お金は、 人生のエネルギーと引き換えに得られる。 人はお金を得るために、 時間を切り売りするが、 実は「人生のエネルギー」を売っているのだ。 生活費を稼ぐために、 人生のエネルギーを消耗している。 仕事によって消耗するエネルギーは、 過小評価され、 見返りに得られるものが過大評価されている。 なんとも損な取引である。 自分の価値に見合わない仕事をして、 必要なお金を手にしていないのではないか。 それとも、必要以上のお金を稼いでいるのだろうか。 だとすれば、余分なお金を手に入れる目的は何か。 特に目的がなければ、 仕事を減らして、 もっと大事なことをするために時間を 増やした方がいいのではないか。 仕事とお金の関係を断ち切ったとき、 自分の本当の仕事は何かを 発見できるチャンスが訪れる。 それは、 お金のためにやっているいまの仕事と、 まったく関係のないことかもしれない。