Liberal Arts {Article027}

ようこそ「リベラル・アーツ」へ...

心理学でわかること


【動作環境】iPhone[○], Android[○], Windows{Microsoft Edge[○], Google Chrome[○]} ※自然な日本語をご希望の方は「Microsoft Edge」がおすすめです。
                        
若年層に限れば約9割がインターネットを利用している。

こうした情報技術の発達とともに
人間関係も大きく変わろうとしている。

ネット社会には、
相手と顔をあわせることなく匿名で情報交換ができ、
自分がいる場所が特定されにくいといった特徴がある。

そのため、今まで社会を覆ってきた制約が弱められ、
個人の欲望がむき出しになってしまう。

心理学者ミルグラムは、
現代人の特徴として
「情報を短時間で処理しようとする」
「重要ではない情報は無視する」
「責任は転嫁する」
「他人と接触を避ける」
という4つを挙げている。

これはネット社会に生きる人間の特徴である。

また、インターネットを
四六時中していないと気がすまない
インターネット依存症、スマホの着信履歴を
いつもチェックしないと
安心できない着信履歴恐怖症など、
特有の心理症状も生まれている。

心理学はこうした問題を踏まえ、
人はインターネット社会とどのように
つき合っていくべきかを探求している。