自力で億万長者になった人たちは、 同じ道を歩もうとする人に大いに共感する。 彼らは、自分たちが世間から 誤解されていることを感じていて、 自分の動機を説明したくて たまらないのだ。 彼らが経済的成功をめざすのは、 お金のためではなく、 自由を手に入れるためなのだと。 アパート・ビジネスを手がけている顧客はみな、 ブライアンの馬鹿げた質問に喜んで答えてくれた。 今、ブライアン自身が、 この方法で億万長者になったので、 富を育てることの喜びを家族や友人たちに 伝えようとしている。 でも、 だれもわかってくれない。 ブライアンの顧客である メンターたちはみな高級車を持っているし、 豪邸に住んでいる。 彼らは(億万長者)みな、 ブライアンにこう言い聞かせた。 「オモチャ(高級品)を手に入れるのは、 金持ちになって、 しばらくたってからにしなさい。 金持ちになる前に買ってしまったら、 経済的な自立は絶対に手に入れられないよ。」 【[7]へ戻る 、[9]へ続く 】