今日、ブライアンの 個人資産は160万ドルにのぼる。 かつての所得ハンター時代を振り返って、 ブライアンはこう語る。 「昔は、ただ見せびらかすために 金持ちになりたいと考えていました。 でも、お金についてわかってくると、 金持ちが大切にするのは経済的に 自立していることであり、 高価な物を持つことではないと気づきました。」 ブライアンは賢明にも アパート経営というビジネスを選び、 それによって億万長者になる チャンスをつかんだ。 彼は洗車サービスの 顧客の億万長者たちに、 単純で基本的な質問をした。 1)どうやって成功したんですか? 2)その職業につけば、 自分にも成功のチャンスが めぐってくるでしょうか? 3)私のメンターになってくれますか? 風邪を引きたければ 風邪の人と一緒にいればいいし、 失敗したければ 失敗ばかりする人と一緒にいればいい。 だが、もし成功したいのなら、 成功している人たちを見つけて交流すべきだ。 ブライアンがメンターから受けた アドバイスは無料だったし、 現在は、彼自身も無料でアドバイスする。 逆境をはねのけ、 苦労を乗り越え、 所得ハンター生活から永遠に足を洗ったことが、 彼のプライドだ。 いまでも大好きな洗車サービスを続けているが、 人生の喜びや満足感は、 富を育てることから生まれると考えている。 アメリカに住むのは自由な人々のはずだ。 しかし請求書や借金の支払いをするために、 毎日仕事に出かけなければならないとしたら、 経済的な鎖で縛られているのと同じだ。 ブライアンは、 そうした鎖に縛られた人々が目を覚まし、 自ら行動して、 富を育て始めることを願っている。 【[8]へ戻る 】