人の生命は、 常に見えざる宇宙霊の力に包まれて居る。 したがって、宇宙霊の持つ万能の力もまた、 我が生命の中に当然存在しているのである。 ゆえに、如何なる場合にも、 またいかなる事にも、怖れることなく、 また失望する必要はない。 否、この真理と事実とを絶対に信じ、 恒に高潔なる理想を心に抱くことに努めよう。 さすれば 宇宙真理の当然の帰結として、 必ずや完全なる人生が作為される。 いまここにこの天理を自覚した私は、 何という恵まれた人間であろう。 否、真実、至幸至福というべきである。 したがって、 ただこの上は無限の感謝をもつて この真理の中に安住するのみである。 【◀前の誦句へ | 次の誦句へ▶】