Liberal Arts {Article181}

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「歩み寄り」の価格交渉術


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「歩み寄り」の価格交渉術

1. 価格を設定する

2. 相手にはその価格より高めの額で提案する

3. 相手に「その価格ではムリだ」と却下されるので、
   ここで「では、おいくらまでなら出せますか?」
   と質問する

4. 相手の提示してきた額では「できません」
   と答えながらも、
  「では、これくらいではどうでしょうか」と、
   歩み寄りの姿勢を見せる

5. 相手も歩み寄ってくるので、ここで決定する

具体例:

建築関係の取引きで、
あなたは1億2000万円で仕事を
請負たいと思っていたとする。

そのまま伝えると、
相手は必ず値切ってくるので、
最初は「1億5000万円になります」と、
高めの価格で提案する。

相手は「それはムリです」と答えてくるので、
すかさず
「では、おいくらまでなら出せますか?」
と質問する。

相手は「じゃ、1億1000万円でどうでしょう」
などと言ってくるので
(たとえそれで十分に請け負えるとしても)、
「いやいや、それではムリですよ」と、
歩み寄りの姿勢を見せる。

すると、相手も、その価格に近い幅で
「それでは、1億2000万円で」
などと妥協してくる。