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大人のための勉強法【2】



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◆「無駄な時間」を減らすコツ

時間には優先順位がつけられる。

優先順位の1位になるのは、
実は、生きるために必要な時間である。

勉強するためには、
睡眠時間や食事の時間を削ることはできない。

また生活の糧を得るための
会社の勤務を辞めることはできない。

優先順位の2位は、勉強時間である。

そして、次が勉強の能率維持のための時間だ。

これは休養や娯楽、
あるいは自分へのご褒美の時間である。

◆単眼思考から複眼思考へ

複眼思考のトレーニングとして、
読書の時、著者のいうことを鵜呑みにせず、
疑問をもったり、
簡単に納得しないようにする批判的読書をする。

具体的には、本の段落ごとに、
「ここは鋭い」「納得がいかない」
「例外はないか」などと書き込みを入れる。

このような活動を行うだけで、
読書が単なる知識吸収の場から、
推論の場にも変わる。

◆勉強、特に中高年を過ぎてからの勉強は、
きわめて有効な脳の健康法である。

◆できる人のノウハウをモノにするアドバイス3選

・お金や時間を惜しまず、
「できる」人間、あるいは「できる」人間の
 テクニックに近づくこと。

・できる奴のいうことと自分の力を信じること。

・身につけたノウハウを自分で試してみること。

◆能力主義の時代には、
勉強していない、知識がない、
英語が使えない人間は、
学歴のいかんにかかわらず、
真っ先に切り捨てられる
可能性が大きくなっている。

◆勉強が確実に役に立ちそうなものとしては、
語学力、特に英語の読み書きの能力がある。

これまでも国際化についていわれてきたが、
ネット時代には英語を制するものが
情報を制するといっても過言ではない。

◆能力主義の競争社会だからこそ、
人生100年の長寿社会だからこそ、
「勉強」は一生必要なのである。

逆に大人になってからでも、
「勉強」する能力やテクニックを身につければ、
競争社会で生き延びる可能性も高まるし、
歳をとってからも知的で、
若々しく、しかも人生を楽しめる
可能性だって高まる。