◆ネット時代の英語術 インターネット時代では、 書く英語、読む英語が主流になる。 そして、じかに会っての コミュニケーションの頻度が確実に減る。 電話よりも電子メールのほうが時差の問題もなく、 コストもはるかに安いので、 英語の読み書きのコミュニケーションが会話より はるかにウエイトが高くなる。 要するに読み書きができる人間にとっては、 国際人になるのに非常に有利な状況になる。 とにかく英語の上達法は、 「聞けない、しゃべれない」 コンプレックスから抜け出して、 まず「読める、書ける」を徹底させることだ。 最近は、動画が普及したので 英語の聴く力も重要になってきた。 ◆つまみ食い読書 一冊の本をどれだけ理解できているか わからない形で速読するよりも、 一部分でも大事なところを熟読するほうが、 知識としては頭に残る。 ある程度理解したジャンルの本については、 本の必要箇所だけをつまみ食い的に 読んだほうが、知識の幅が広がるし、 多くの推論パターンにも接することができる。 ただし、理解が不十分なジャンルについては やめたほうがよい。 ◆読書のコツ 本を読みながらメモやノートをとってもよいが、 それはけっこう手間がかかる。 おすすめなのは、 自分の知識にしたい部分には、 大きめの付箋を貼る。 そして付箋には、 なぜそれを貼ったかを記述しておく。 さらに本の内容で、 強く賛成できるところ、 議論が不満なところ、 理解が困難なところにもはっきりと そういう感想を書き込んだ上で付箋を貼る。 これによって、 本が自分にとってただの情報から パーソナルなものになる。