◆運のいい人は自分なりの、 「幸せのものさし」を持っている ▶運のいい人は 幸せの状態を積極的につくり出す 努力をしている ▶自己一致の状態(自分を好きな状態) ▶人に好かれる、 という図式が成り立つ。 ◆運がいい人というのは 「単に運に恵まれている」 というわけではなく、 運をつかみ、 同時に不運を防ぐような行動、 物事のとらえ方、 考え方をしている。 運の悪い人は、 これとは逆の行動パターン、 思考パターンを持っている。 ◆運の悪い人というのはこの逆で、 運を逃しやすく、 不運をつかんでしまう人、 あるいは不運を好運に変えられない人である。 ◆ではなぜ、 運のいい人と悪い人に 分かれるように見えるのか? ザックリいうと、 運がいい人というのは、 だれにでも公平に降り注ぐ運を より多くキャッチできる人、 また、より多くの不運を防げる人、 あるいは不運を好運に変えられる人である。 ◆私たちはつい、 目に見える運・不運だけに注目し、 「運がいい」「運が悪い」 と言ってしまいがち。 だが、その向こう側には 何倍・何十倍もの自覚できない、 検証できない運・不運があり、 それらを含めれば、 実はだれにでも公平に 運は降り注いている。 ◆運・不運というのは、 だれの身にも公平に起きていて、 その運をどう生かすかを少なくとも 人は主体的にかかわっていける。 ◆適者生存 vs 運者生存 生物学に「適者生存」 という概念があるが、 これは 「生物は環境にもっとも適した者が 生き残る」というもの。 これとは対照的なのが 「運者生存」の概念で、 文字通り「運のいい者が生き残る」 というもの。 ◆「運のいい人」とは 科学的な観点から考えると 「生き残ること」が ひとつのキーワードと言える。