Liberal Arts {Article208}

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「運のいい人」になるには【1】



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◆運のいい人は自分なりの、
「幸せのものさし」を持っている

▶運のいい人は
 幸せの状態を積極的につくり出す
 努力をしている   
▶自己一致の状態(自分を好きな状態) 
▶人に好かれる、
    
という図式が成り立つ。

◆運がいい人というのは
「単に運に恵まれている」
というわけではなく、
運をつかみ、
同時に不運を防ぐような行動、
物事のとらえ方、
考え方をしている。

運の悪い人は、
これとは逆の行動パターン、
思考パターンを持っている。

◆運の悪い人というのはこの逆で、
運を逃しやすく、
不運をつかんでしまう人、
あるいは不運を好運に変えられない人である。

◆ではなぜ、
運のいい人と悪い人に
分かれるように見えるのか?

ザックリいうと、
運がいい人というのは、
だれにでも公平に降り注ぐ運を
より多くキャッチできる人、
また、より多くの不運を防げる人、
あるいは不運を好運に変えられる人である。

◆私たちはつい、
目に見える運・不運だけに注目し、
「運がいい」「運が悪い」
と言ってしまいがち。

だが、その向こう側には
何倍・何十倍もの自覚できない、
検証できない運・不運があり、
それらを含めれば、
実はだれにでも公平に
運は降り注いている。

◆運・不運というのは、
だれの身にも公平に起きていて、
その運をどう生かすかを少なくとも
人は主体的にかかわっていける。

◆適者生存 vs 運者生存

生物学に「適者生存」
という概念があるが、
これは
「生物は環境にもっとも適した者が
生き残る」というもの。

これとは対照的なのが
「運者生存」の概念で、
文字通り「運のいい者が生き残る」
というもの。

◆「運のいい人」とは
科学的な観点から考えると
「生き残ること」が
ひとつのキーワードと言える。