Liberal Arts {Article209}

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「運のいい人」になるには【2】



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◆まじめな人のなかには、
「上司や同僚が残っているから
自分だけ帰るのは悪い」
という理由だけで残業を続ける人がいる。

こういう人は一見「まじめな人」だが、
実は、まわりの価値観に
縛られている人に過ぎない。

そんな価値観にとらわれて、
自分の価値観を見失っている。

自分で自分を殺してしまっている。

ブラック企業などで無意味に
こき使われてしまうのは、
これが根本的な原因である。

◆運のいい人は常識よりも自分を上に置く

まじめで、人を疑うことを知らなくて、
人の話を素直に聞けて、責任感が強い人。

こんな人がいたら、
一見、素敵に思えるかもしれないが、
実は、このような人は、
運の悪い人の要素を兼ね備えている。

なぜか?

まじめということは、
ある意味、社会規範(世間)に
自分を合わせること。

人を疑うことを知らない、
人の話を素直に聞けるというのは、
ある意味「自分」を持っていない、
ということ。

つまり、
自分を大切にしていない。

常識ではよしとされることも、
使い方を間違えればマイナスの方向に働く。

では、常識をどのように扱えばいいのか?

それには、
社会のルールや常識をいつも
絶対正しいと思わずに、
相対的なものと捉えること。

大切なのは、
社会のルールや常識を
自分より上のものとみなさないこと。

いちばん大切にすべきなのは「自分」なのだ、
と考えること。