◆会社や社会の価値観、ルールは、 決してあなたを本当の意味で 幸せにはしてくれない。 ◆他人のルールに縛られず、 自分のルールで生きる。 ◆他人のルールに縛られずに生きるためには、 その人間関係が自分にとって 「好ましいもの」であるかどうかを しっかり見極める必要がある。 好ましくない人間関係は、 他人のルールであなたを縛りつけ、 あなたの価値を勝手にジャッジし、 あなたの時間やエネルギーをひたすら奪い続ける。 ◆多くの人が、 他人や社会が決めたルールを、 NOを言わずに受け入れ、 自分のルールより優先させてしまっている。 これが生きづらくなっている要因である。 ◆「力が強い」「頭がいい」「お金持ちである」 「容姿が美しい」…などは、 競争の世界の中で明確に「価値がある」 とされている。 しかし、 これらを手にすることを自分の物語の 中心に据えると、 失ったときに身を寄せるものがなくなってしまう。 ◆「幸せな状態」とは、 「自分が紡いだ自分の物語に、 自ら疑念や欺瞞を抱くことなく、 心から納得し、 その物語に全力でコミットできていること。 ◆ありのままの自分の人生を 「これでいい」と肯定できないと、 自分以外の誰かの価値観やルールを中心に 生きざるをえない。 ◆社会が豊かになると、 人は「生きる意味」を失う 戦争、飢餓、病気、差別など、 その生命をまっとうできない 危険性がある環境においては、 動物的な生存本能が発揮されやすく、 生きることそのものが目的たりえる。 しかし、社会が豊かになり、 命の危険がないことが当たり前になってくると、 「生きること」それ自体の意味を 見つけることは難しい。 哲学者バートランド・ラッセルは、 「人々の努力によって社会がより良く、 より豊かになると、 人はやることがなくなって不幸になる」 と主張した。