Liberal Arts {Article301}

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考えて生きる【ひろゆき・成毛眞】



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◆ビル・ゲイツが成功した理由は
「まず、売上をつくる」ことを重要視したからである。

売上がない限り、
会社としては成功しない。

だから、「どんな会社にしたいか」
といったビジョンを持つことよりも先に、
「まず、何かを売ってカネを作れ」ということ。

◆アメリカは共通言語の英語を使い、
基軸通貨として世界中にドルが出回っている。

これによってアメリカに優秀な会社も集まり、
優秀な学生が集まり、
無限にお金が集まる構造になっている。

そうするとやっぱりアメリカには勝てない。

◆プログラミングがわかっていても
プログラムを書かない経営者のほうが、
優秀なエンジニアがたくさん集まる。

◆日本はスペインを目指せ!

スペインは経済的には微妙だが、
治安がよくて長寿の国で、ご飯もおいしいし、
ダラダラ過ごしていても国民は幸せそうである。

観光地もたくさんあって食べ物もおいしいので、
日本も同じポジションが狙える。

◆絶対に失敗しないコツは「何もしないこと」なので、
結局、失敗もしていないけれど、
何もしていない人がトップになる。

すると何も進まない。

このままの状態が続くと、
日本は10年や20年では変わらない。

◆アメリカが成長しているのは、
とんでもないバカがいる一方で、
一部の天才がすごいシステムを作って
帳尻を合わせているからである。

でも、日本はどっちもいないから
悲惨な状況になる可能性が高い。

◆大事なのは、
楽観的に生きること。

結局、将来的にサバイバルしているのは、
未来を楽観視している人たちである。

楽観的になると行動も変わるから、
そういう人が結果的には成功する。

反対に未来を悲観しすぎる人は、
不幸になる確率がものすごく高い。

◆多くの日本人は外国の事情を知らない。

例えば、イギリスではロンドンの中心部から
地下鉄で30分も行けば低所得者だけの町が
当たり前のようにある。

アメリカも同じようなもの。

しかし、日本人が持つアメリカのイメージは、
マンハッタンみたいなキレイな場所を思い浮かべる。

そうやって勝手なイメージをつくり、
自分たちと比べることで
「日本人不幸論」を感じる人が多い。

◆本の選択基準

1: 今後10年以上も影響を与える技術や文化に関する話。

2: 結論に至る経緯と理由に筋が通っていること。

3: 資料から組み立てられていて、
 個人の感想を書いているわけではないもの。

4: 一般的な常識とは違う結論や発見があること。

5: 読んでいて面白い。

◆自分の頭で考えるな!

世の中、自分の頭で考えたほうがうまくいくのは、
頭の良い上位1%の人である。

残りの99%の人たちは頭の良い人が考えたものを、
そのまま受け止めて使ったほうが断然よい。

とにかく、頭の良い人の受け売りをすればいい。

◆不動産は買うな!

日本は間違いなく人口は減っていくし、
今後は空き家も増える。