◆極論を言えば、 GAFAをはじめとする世界的大企業群で働いている 優秀なエンジニアたちは、 少しの例外を除けばみんな「お金のため」に働き、 実際に大きな収入を得ている。 とくに顕著なのがインド国籍のエンジニアである。 インドはカースト制度があり、 カーストの下層から一発逆転するには、 エンジニアとなって大きな収入を得るしかない。 彼らのモチベーションは、 「お金持ちになって家族を救い出す」の一点。 そのため、少々のことでは挫折しないし、 技術を吸収するスピードも早い、 まさに「ハングリー精神が旺盛」なのだ。 「お金のために頑張る」。 ◆資本主義は「お金」で評価される世界である。 お金持ちはなぜ、「お金持ち」なのか? それは、資本主義の「本質」を受け入れ、 その流れに沿った行動をとり続けているからである。 資本主義の「本質」とは、 「この世はお金で評価される世界である」ということ。 そのため、「資本主義の勝利者」である お金持ちのもとには、 人も情報も、そしてお金も集まる。 だからお金持ちは「お金持ち」であり続ける。 もちろん、考え方は人それぞれ。 しかし、資本主義の世界で生きている以上、 「お金」から目を背けた途端に「貧乏」への道を 歩み出すということは覚えておくべき。 一方で、資本主義社会においても、 お金だけが成功の全てではない。 個人の価値観や目標によって成功の定義は異なり、 社会的・精神的な充実も重要。 お金を追求することが一つの方法であるとしても、 それだけが成功や幸福の唯一の指標ではない。 人々は自身の価値観や幸福を追求し、 バランスを取る方法を見つけることが大切である。 ◆フリーランスや副業サラリーマンは 「節税メリット」大きい フリーランスとして働いている人や、 サラリーマンでも副業をしている人は、 家で仕事をする場合の家賃・水道光熱費・通信費の 一部や、スーツ・靴・鞄といった 「仕事でしか使わないもの」は、 経費として確定申告し、 所得税・住民税の軽減につなげることができる。 なので、副業していない「純正サラリーマン」と、 「副業サラリーマン」や「フリーランス」には、 キャッシュ・フローに大きな違いが出てくる。 ◆サラリーマンはなぜ「貧乏」なのか? ・サラリーマンが稼げないのは、 「使えない社員」の給与を「使える社員」が 賄まかなっているから。 ・サラリーマンは、本来得るべき収入の 3分の2を搾取されているから。 「会社」というシステムは、 非常によくできている。 「労働基準法を遵守しながら 利益を上げ続けるためには、これしかない」 というシステムである。 しかし、そのシステムは「会社全体の最適化」 という意味ではよくできているが、 「個人の働き方」や「個人の人生」には最適ではない。 サラリーマンは、これをよく心得ておく必要がある。