Liberal Arts {Article175}

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無駄なく学ぶための「グローバルスタンダード」戦略


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会計学や簿記概論といったものは、
英語「で」勉強したほうが、
グローバルな人材を目指しつつ、
ビジネスで重要なお金のセンスを
磨くことができるので、
一石二鳥にもなる。

そもそも、
会計学や簿記概論といった課目は、
実際は「漢語」を勉強させられて
いるのである。

明治時代に創出された
「和製漢語」というのは、
外国語なのである。

同じ外国語を勉強させられるなら、
グローバル人材には必須となってしまった
英語「で」勉強するほうが、
自然である。

会計と簿記を和製漢語で学ぶよりも
初めから英語「で」勉強したほうがよい。

和製漢語の会計学や簿記概論は
誤解を招きやすい。

たとえば、
「売上原価とは、
仕入れた数量全体の仕入れ価格の合計額だ」
と思ってしまう。

ところが、売上原価のもともとの英語は
COGS(Cost of Goods Sold)、
「売れた商品の原価」という意味である。

COGSという表現は、
「売れ残っている商品については
何もいっていない」
という旨を言い含んでいる。

ちなみに「売れ残っている商品」
については、
和製漢語では「棚卸在庫」、
英語ではInventoryと呼ばれ、
資産勘定に残っている。

余談だが、
今「プログラマー」
と呼ばれる人たちは、
今後、確実に、
量子コンピュータのコードを
書かなければいけない時代が、
すぐそこまで迫っている。

そのためには、
最低限の量子力学の基礎を
知らなければ話しにならない。