◆人生とは運が7割、努力が3割である。 運が7割といっても、 ただ待っているだけでは運はやってこない。 運をつかむためには、 いくつかの法則がある。 まず、 常に日頃より準備と努力を怠らず続けること。 努力の積み重ねがないところには 運もやってこない。 そして、 よい流れ(運)が来たときは即断即決が原則。 チャンスは一度しかやってこないし、 たいていはものすごいスピードでやってくる。 そのときに迷ったり、 判断を躊躇したりしていたら、 とうてい間に合わない。 ◆いくら知識を詰め込んでも、 学業の成績がよくても、 人間力(EQ値)は上がらない。 そして、 いくらIQが高くても、 EQを持ち合わせていなければ、 もてる能力を活かしきることはできない。 ◆仕事における優秀さと、 卒業した大学のブランド、 そこでの成績とはまったく関係ない。 むしろ、 一流大学を出た学生は与えられた仕事は 上手にこなすが 「指示待ち族」が多く、ユニークな発想も、 独自に状況を判断して動く自主性も 弱いことが多い。 ◆意識が変われば、 その人がもっている本来の力が発揮される。 生まれつきの能力の差があったとしても、 それはせいぜい5倍程度である。 しかし、 意識の差はときに百倍もの差を生み出す。 そして、 大きく意識が変わるのは、 何事であれ「一番」を目指すときである。 ◆かつて経験したことがない危機に直面して、 解決の糸口を見つけたいときはどうすればよいか? まずは日本語及び英語の本を 片っ端から読む。 危機を乗り切った人(会社)が必ずあるはずだ。 そのケースを詳細に分析すれば、 生き残りの策がきっと見つかる。 もちろん、 その事例がそのまま通用するわけではない。 だから、 成功の要因を分析し、再構成し、 いまの時代に通用する法則を探す。 ◆苦しみがあれば、 そのあとには必ず喜びがやってくる。 人生とは、 苦楽が交互に織りなす 「サインカーブ」である。 多くの苦しみを経験したあとには、 必ず大きな喜びがやってくる。 そして、 大きな苦難を乗り越えた人にこそ、 より大きな幸せが待っている。