Liberal Arts {Article220}

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成しとげる力【2】



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◆ぎりぎりまで重ねた努力が運を呼び寄せる

「運が7割」と言っても、
運をつかむために徹底的に
人事をつくさなければならない。

運を呼び寄せるのは、
あくまで努力の積み重ねである。

たんに努力する程度ではまだまだで、
これ以上することはない、
できることは何もない、
という極限まで努力して、
初めて運が近づいてくる。

◆人生も仕事も順風のときは、
その人のもつ強さ、弱さの差は、
見た目ではほとんどわからない。

しかし、
その人間の真価が見えるのは
コロナ禍のような苦境に陥ったときである。

◆「すぐやる」習慣が、運命を大きく分ける

運命を分ける三代精神:

・すぐやる
・必ずやる
・出来るまでやる

◆強みを活かし、一番になれる場所を見つけよ

「どの分野でトップに立つか」を考えるのも、
一番を目指すうえで大切なことである。

強豪ひしめくジャングルで一番になるのは
並大抵の努力では達成できない。

もてる強みを活かし、
競争が少ないジャングルを狙うのも
一つの戦略である。

◆真似るだけでは人を超えることはできない

一番を目指す第一歩は、
その分野のトップランナーを詳細に研究し、
真似ることである。

しかし、
真似るだけでは「同等以下」にしかなれない。

そこに独自の強みを注入することで初めて、
一番の地位を得ることができる。

◆何よりも大切なことは、
どんなときも前向きに、
未来を見据えて夢を語ることである。

◆先憂後楽せんゆうこうらく

人よりも先に憂え、
人よりも後れて楽しむこと。

先に苦労しておけば、
その苦労が報われ楽しみも多くなる。

人生にはよいことと悪いことが
同じだけやってくる。

一生の収支をとってみたら、
プラスマイナスゼロである。

ここで人が選びうる生き方は、
大きく2つの道に分かれる。

・人生どう頑張ってみても
辛いことはやってくるのだから、
楽しいこと、楽なことに目を向けて、
生きていこうという道。

・あとから大きな喜びを手にするために、
先に苦難や逆境を味わってしまおうとする道。

これが「先憂後楽」の生き方である。

そして先憂後楽を選択した人には、
幸運の女神が微笑むのである。