◆ぎりぎりまで重ねた努力が運を呼び寄せる 「運が7割」と言っても、 運をつかむために徹底的に 人事をつくさなければならない。 運を呼び寄せるのは、 あくまで努力の積み重ねである。 たんに努力する程度ではまだまだで、 これ以上することはない、 できることは何もない、 という極限まで努力して、 初めて運が近づいてくる。 ◆人生も仕事も順風のときは、 その人のもつ強さ、弱さの差は、 見た目ではほとんどわからない。 しかし、 その人間の真価が見えるのは コロナ禍のような苦境に陥ったときである。 ◆「すぐやる」習慣が、運命を大きく分ける 運命を分ける三代精神: ・すぐやる ・必ずやる ・出来るまでやる ◆強みを活かし、一番になれる場所を見つけよ 「どの分野でトップに立つか」を考えるのも、 一番を目指すうえで大切なことである。 強豪ひしめくジャングルで一番になるのは 並大抵の努力では達成できない。 もてる強みを活かし、 競争が少ないジャングルを狙うのも 一つの戦略である。 ◆真似るだけでは人を超えることはできない 一番を目指す第一歩は、 その分野のトップランナーを詳細に研究し、 真似ることである。 しかし、 真似るだけでは「同等以下」にしかなれない。 そこに独自の強みを注入することで初めて、 一番の地位を得ることができる。 ◆何よりも大切なことは、 どんなときも前向きに、 未来を見据えて夢を語ることである。 ◆先憂後楽せんゆうこうらく 人よりも先に憂え、 人よりも後れて楽しむこと。 先に苦労しておけば、 その苦労が報われ楽しみも多くなる。 人生にはよいことと悪いことが 同じだけやってくる。 一生の収支をとってみたら、 プラスマイナスゼロである。 ここで人が選びうる生き方は、 大きく2つの道に分かれる。 ・人生どう頑張ってみても 辛いことはやってくるのだから、 楽しいこと、楽なことに目を向けて、 生きていこうという道。 ・あとから大きな喜びを手にするために、 先に苦難や逆境を味わってしまおうとする道。 これが「先憂後楽」の生き方である。 そして先憂後楽を選択した人には、 幸運の女神が微笑むのである。