◆うつ病の原因は自分の能力を超える仕事 こころの病は長く働くことが原因ではない。 「いやなこと」をえんえんとやらされるから 苦しいのであって、好きなこと、 楽しいことであればどれほど長時間労働でも まったく苦にならない。 「いやなこと」は、 大きく3つに分けられる。 1:なんの意味があるのかわからない仕事 2:人間関係 3:自分の能力を超える仕事の責任を負わされること ◆パワハラやセクハラをする上司、 ライバルの足を引っ張ることしか考えていない同僚、 無能なくせにプライドだけは高い部下・・・。 そのストレスで健康を害しているひとが現代社会に ものすごくたくさんいる。 そのため「嫌われる勇気」が必要となる。 ◆テクノロジーによって 生活がどんどん快適になるにつれて、 すべての不愉快なものは人間関係から やってくるようになった。 私たちの人生で「選択できない」ものが ひとつだけある。 それが人間関係である。 ◆日本にも賢い若者は たくさんいるかもしれないが、 それでも競争率が低いのは、 そうしたライバルの大半が会社(役所) のタコツボに閉じ込められている からである。 こうしてライバルが勝手に消えていくから、 ベンチャーでちょっと成功をすると 大金が転がり込んでくる。 ◆「ぬるい日本」でさっさと億万長者になる 日本は「失われた20年」を経ても 世界第3位の経済大国だし、 日本語という「非関税障壁」で 外国企業の参入を困難にしている。 だったら世界中の天才が集まる シリコンバレーではなく、 「ぬるい日本」で億万長者になった方がいい。 ◆事実(ファクト)を見るかぎり、 日本のサラリーマンはむかしもいまもずっと 会社を憎んでおり、 過労死するほど働いているものの まったく利益をあげていない。 ◆日本経済のいちばんの問題は 労働生産性が低いことである。 ◆「日本型雇用が日本人を幸福にした」 というのは幻想であり、 真っ赤なウソだった。 ◆NTTの研究開発職の初任給は大卒が約21万円、 修士課程が約23万円だが、 GAFAなどは新卒でも優秀なら 年収数千万円で採用する。 ◆働き方 働き方 1.0: 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行 働き方 2.0: 成果主義に基づいた グローバルスタンダード 働き方 3.0: プロジェクト単位でスペシャリストが 離合集散するシリコンバレー型 働き方 4.0: フリーエージェント(ギグ・エコノミー) 働き方 5.0: 機械がすべての仕事を行う ユートピア・ディストピア