Liberal Arts {Article234}

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働き方 2.0 vs 4.0【2】



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◆テクノロジーの驚異的な進歩によって、
これから10年、20年で世界が大きく
姿を変えることは間違いない。

しかしどのような世界になったとしても、
一部の人たちが言うように、
1%の成功者と99%の敗者に分断されるような
極端なことは起こらないはず。

◆日本に生まれ育った以上、
日本が豊かで幸福な国になれば
嬉しいことは言うまでもない。

しかし本当に重要なのは、
国の勝ち負けではなく、
自分と家族が幸福に生きられるかどうかである。

◆日本の会社が「競争」に負けたとしても、
世界に会社はたくさんあるから、そこで働くか、
フリーエージェントとして
生きていけばいいだけのこと。

大事なのは自分の人的資本を労働市場に
効率的に投資して富を獲得することで、
給料はどこの国の会社からもらっても同じ。

◆ひとはいずれ人的資本を失って
一人の投資家になるが、
その前に、「人生100年時代」では誰もが
「フリーエージェント」を体験することになる。

30代や40代で独立するひともいれば、
60歳でフリーになるひともいるという
違いにすぎない。

◆FIREの「リタイヤ」とは仕事を辞めて悠々自適の
暮らしをすることではなく、
日々のお金を心配することなく、
会社や組織から自由になって
好きな仕事をすることである。

◆本来、ちゃんとした仕事をするのに
1日8時間もあれば十分。

それなのになぜ忙しいのかというと、
「1日が数十の細かい時間に寸断されている」
からである。

◆NO HARD WORK!: 
  無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方

NO HARD WORK!

◆高度化するネットワーク社会で起きているのは、
「会社から個人へ」という大きな流れ。

そこでは「大きな会社」に
所属していることではなく、
個人としてよい評判を持っていることが
成功のカギを握っている。

◆どれほどGIVEしても
減らないものが2つだけある。

それが「知識」と「人脈」である。

GIVERは、自分が持っている
知識や人脈を惜しげもなく
いろんな人たちと共有する。

◆これから3つの「大きな変化」が確実に起きる

変化1: 
 社会やビジネスがいっそうインターネット化する
変化2: 
 仕事で活躍できるのは、
 プロフェッショナルだけになる
変化3: 
 会社と個人の関係が根底から変わる

◆意味がなくなった「仕事か家庭か」という選択

夫婦ともにフリーエージェントになれば
「仕事か家庭か」という選択の悩みから解放される。

フリーエージェントなら、
「仕事も、家庭も」が可能になる。

究極のフリーエージェントは、
「どこでも誰とでも働ける」の著者
のような人である。

◆サラリーマンの会社人生は40年以上あり、
日本の労働市場は流動性がないため40歳を過ぎると
転職はきわめて困難で、
最後の20年間は会社に「監禁」
されるような状態になってしまう。

こんな環境でこころを病むことなく、
日々楽しく仕事ができるのは
ごく一部の幸福なひとだけである。