◆人を求めずに、 自分が好きなことに没頭すれば、 「寂しい」という感情はわかなくなる。 ◆孤独でなければ、芸術は生まれない 女優を含め芸術家は、 家庭を持ったら終わり。 家庭を持つと守るものができるので、 仕事に没頭できなくなる。 本物の芸術家は孤独であるべきだ。 ◆男性にとり二人で 小さな家の中にいるのは忍耐である。 本当はほっとできるはずの家で、 ひとりになれないのは苦痛だ。 その原因は、夫婦といえども 本来はひとりひとり別々の人間で、 一体ではないことによるものだ。 ◆孤独を充実した人生に変えるには… 「なるべく家にいないように過ごす」 ではなく、「好きなことばかりして過ごす」 に発想を切り替える。 ◆人生の師がこう言った 「本当は、家族も親戚も身内のない人が、 一番幸せである」 人ほど面倒なものはない。 切れない身内という人間関係ほど しんどいものはない。 あなたがお一人様なら、 「ひとり、自由に生きる」のが一番。 ◆「ひとりを寂しい」と思うか、 「ひとりは自由で素晴らしい」と思うか。 わたしたち日本人は、 「ひとりは寂しい」とどこかで インプットされ続けてきたため、 ひとりの素晴らしさに気づかずに、 人生を終えてしまう人が多い。 「ひとりが寂しい」と思う背景には 「人を欲する」気持ちがあるからだろう。 人を欲さなければ、 ひとりでいても寂しいという気持ちは起こらない。 ◆兄弟はいてもいないのと同然である。 口も出さなければ、 お金も出さない。 時間も出さない。 そして、親の遺産だけは権利を主張し、 取りに来る。 ◆他人から見て、 どんなひどい条件であれ、 本人が幸せなら幸せなのだ。 幸せにはいろいろな形がある。 条件で判断して、 「この人は寂しい、みじめだ」 と決めつけるのが間違いなのだ。 自分の価値観で人を見てはいけないのだ。 ◆長生き大国日本において、 今のシニアの不安は、 墓や葬式の問題から 「孤独に年を取ること」に移っている。 持ち家で、年金生活。 蓄えもある。 老後の経済的不安のない恵まれた シニアでありながら、 幸せにほど遠い心で暮らしている。 でも、孤独な老人は本当に寂しい老人なのだろうか。 孤独で幸せな老人もいるはずだ。 ◆専門家によると、 70代はもっとも体が安定するときらしいが、 精神も同じように安定する。