◆思念を整える2つの思考 過去の失敗談を忘れ、 成功体験を思い返しては喜ぶ。 未来に対しても失敗を想像せず、 成功を想像しては喜ぶ。 ◆正義を主張しない 正しいことは、 なるべく目立たないように、 自らが行うべきもので、 声高らかに他人に向かって主張すると、 危険が身に及んでくる。 なぜか? その相手の自己重要感を傷つけるからである。 「人は自分の不正を指摘されることを好まない」 ◆陰気な話題は 人を不幸にするバイキンに満ちている。 陰気な話題や、その話題の主から遠ざかるのは、 自分からツキを失わないための 第一条件だと考えていい。 ◆世の中のほとんどの人は、成功を願い、 成功について考えているはずだ、 なのに、成功した人よりも 失敗者が多いのはなぜか? それらの人々は、 一時的に成功という肯定的なことを考えても、 他の時には、 それを上まわる何倍もの時間をかけて、 否定的なことを考えてしまう。 だから、そのために、 せっかくの肯定的なものが打ち消されてしまう。 成功そのものの姿を明瞭に描けない。 成功は、一人ひとり、 その目標や内容が違っている。 それぞれの願いを 具体的に頭の中に思い描けなければならない。 これを目標像の視覚化という。 この視覚化の上手下手が、 その人の運命を決定的に左右する。 ◆人生における成功と失敗、 幸福と不幸の分かれ目は、 潜在意識をうまく取り扱うことが できるかどうかにかかっている。 なぜなら、 人間が頭で何か考えると(思考)、 その影響は潜在意識におよぼされる。 次に、潜在意識は、 その人の身体の調子、 はては運命にまで影響を与える。 ◆因果の法則 「因」とは、 要するに日常の暗示のことであり、 これが心下に蓄積されて、 やがて、それが「果」として現れてくる。 これが「因果の法則」と呼ばれるものである。 ◆成功とは、 いかにより多くの人心を 自分のもとに引きつけ得たか、 引きつけるための魅力を もっているかにかかってくる。