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孤独になれば道は拓ける【1】千田 琢哉



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◆強者は、絶対に群れない。
強者は、誰にも知られることなく
粛々と技を磨き続けている。
強者は、決して正体を明かさない。
強者は、仕事が抜群にできる。
強者は、仕事を終わらせるや否や黙って姿を消す。

ひょっとしてあなたは、
これらの逆をやらかしてはいないだろうか?

◆孤独になると、ライバルは自分自身になる。

剣豪で知られている宮本武蔵も孤独だったが、
彼のライバルはいつも自分自身だった。

誰かに勝とうとするのでは、
真のナンバーワンになれないことを
武蔵は知っていた。

ナンバーワンは自分自身に勝った結果として、
おまけとしてついてくるもの。

◆本を読むと、
とことん自分と会話できる。

読書の効用として誰もが賛同することに、
「自分と対話できる」という点が挙げられる。

どんな本を読んでいても、
必ず自分の過去を振り返ることになる。

恋愛小説を読んでいると、
自分の過去の恋愛を振り返ることになる。

推理小説を読んでいると、
自分の過去の悪戯を振り返ることになる。

ビジネス書を読んでいると、
自分の過去の仕事を振り返ることになる。

つまり、本を読むことによって、
自分の過去をもう一度生き直すことができる。

◆孤独になると、
自分の課題が浮き彫りになる。

あなたが本気で今の自分を変えたければ、
群れから飛び出すことだ。

群れから飛び出すことによって、
ありのままの自分の実力を直視することだ。

◆合わない人に時間を使わない。

気が合わない人とは、
どうあがいても合わないということだ。

シンプルだけど、
たったこれだけのことを知っておくだけで
人間関係はすこぶるラクになる。

人間関係がスムーズにいく人は、
このあたりをきちんと踏まえている。

だから、自分と合わない人には
挨拶程度の関係で極力会わないようにして、
自分と合う人にだけ頻繁に会うようにする。

◆SNSで批判に便乗するのは、最底辺。

SNSに限らないが、
炎上の本質は批判に便乗することだ。

SNS上でどんなに勝ち誇っても、
リアルでは相変わらず弱者のままだ。

◆離婚経験者が一番幸せを感じるのは、
自分の時間を取り戻せること。

だから離婚経験者たちの中には
「結婚というものがよくわかった。
もう二度と結婚はしない」と主張する人が多い。

天国の人生とは、
独りの時間が増えるということだ。

◆お金持ちより、
時間持ちのほうが強い。

どんなにお金を稼いでも、
それを使って幸せになる時間が獲得できなければ、
無意味なのだ。

◆忙しいということは、
貧しいということだ。

もし豊かになりたいのであれば、
忙しさを自慢するのだけはやめたほうがいい。

忙しさに逃げているうちは、
永遠に豊かになどなれない。

◆強いということは、孤独だということ

強いということは、
孤独だということだ。

弱いということは、
群れるということだ。

勘違いしてはいけないのは、
強いから孤独でいられるのではない。

孤独でいたから自己を鍛錬して強くなれたのだ。