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となりの億万長者〔新版〕【トマス・J・スタンリー, ウィリアム・D・ダンコ】



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◆子供にお金よりも大切なものがあることを教える。

◆成功をもので計るのではなく、
何を達成したかで計るように子供を教育する。

◆巣立った子供の家庭のことには立ち入るな!

◆子供にはお金を与えるのではなく、
魚釣りの仕方を教えなさい。

◆収入がいくらであろうと、
収入以下で暮らすこと。

◆経済的援助の落とし穴

経済的援助を与えれば与えるほど子供は資産を蓄えず、
援助が少なければ少ないほど資産を築くようになる。

親から経済的援助を受ける人は
借入金に頼る割合が高い。

親から経済的援助を受ける人は
投資に回す金額が少ない。

◆所得税こそ最大の敵

資産を築くには、
課税対象となる現金所得を最小限におさえ、
含み益(現金を伴わない資産価値増加)を
最大限にすべきである。

◆結婚相手が浪費家だったら、
一代で財を成すのは不可能だと思ったほうがいい。

夫婦のどちらかでも金遣いが荒いようだったら
資産は貯まらない。

夫婦で事業をしている場合には特にそうだ。

浪費のクセを直さずに資産を築くのはまず無理だ!

◆金持ちの特徴を3つの言葉で言い表せば・・・

倹約、倹約、倹約である。

「倹約」とは「無駄を省く行動」。

倹約の反対語は浪費である。

◆億万長者になりやすい人種

なぜロシア系アメリカ人は金持ちになりやすいのか?

それはロシア系に事業家の割合が非常に高いせいだ。

ハンガリー系にも起業家タイプが多い。

ハンガリー系は全米に0.5%しかいないが、
億万長者の中では2%いる。

ドイツ系は全米に19.5%もいるのに、
億万長者は3.32%しかいない。

◆資産家のライフスタイル7つの法則

1: 彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活する

2: 彼らは、資産形成のために、時間、エネルギー、
金を効率よく配分している

3: 彼らは、お金の心配をしないですむことのほうが、
世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える

4: 彼らは、社会人となった後、親からの経済的な
援助を受けていない

5: 彼らの子供たちは、経済的に自立している

6: 彼らは、ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ

7: 彼らは、ぴったりの職業を選んでいる

◆どうしたら金持ちになれるのか?

この点でも、
普通の人は勘違いしている。

幸運、遺産、高学歴、頭の良さが条件なのではない。

勤勉、我慢、計画性などのライフスタイルから、
資産は形作られていくのだ。

そして自分を律する強い精神力を持つこと、
これが何よりも重要なのだ。

◆たいていの人が、
資産について間違った考えを抱いている。

「資産」は「所得」と同じではない。

毎年高い収入を得ても、
それを全部使ってしまえば金は貯まらない。

いい暮らしをしているだけだ。

資産とは貯めるものであって、
使うものではない。