Liberal Arts {Article294}

ようこそ「リベラル・アーツ」へ...

金儲けのレシピ[2]【事業化bot】



【動作環境】iPhone[○], Android[○], Windows{Microsoft Edge[○], Google Chrome[○]}
◆成功者はあくまで自分のビジネスにおいて成功した、
その事業ドメインに詳しいだけであって、
汎用的な事業成功の秘訣を知っているわけではない。

◆既存のビジネス書では、
「コストを見直しましょう」
「社員のモチベーションを上げましょう」
といった、精神論に毛が生えた内容、
あるいは、特定の事例でしか通用しないような、
単なる体験談が中心になっている。

◆要は金が稼げればいいだけなのである。

エクセルでうまく計算ができたり、
パワーポイントでキレイなプレゼン資料を作れたり、
英語ができたりする必要は、
本質的な仕事の能力とは
全く関係がないのだ。

◆儲けるためには、
「特殊な理由で『完全競争市場』にならない市場」
を発見し、また作り出す必要がある。

商売を成功させるには、
普通でないやり方をすることで、
通常の経済活動の枠の中から抜け出し、
特殊な構造を作り上げる必要がある。

◆商売の正しい見方「LTV > CAC」

巷のビジネス本や事業計画の解説本を見ると、
まず、PL(損益計算書)についての解説が載っていて、
「固定費を少なくし、
変動費をコントロールしましょう」
みたいなことが書いてあるのが精々せいぜいである。

しかし、ビジネスモデルを真に解析するとき、
もっとも重要なのは、
LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)と
CAC(Customer Acquisition Cost:顧客獲得費用)
のバランスである。

LTV > CAC

時系列でビジネスを切って、
良い・悪いを判断することに本質的な意味はない。

ビジネスを判断する本質的な軸は、
「顧客あたりの収益性」ということになる。