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時間革命 [2] 1秒もムダに生きるな 【堀江貴文】



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時間革命 [2] 

◆「いつか映画監督になってみたい」
「時間ができたら世界一周したい」
「実績を積んだら起業したい」・・・

そんなものを「夢」と呼んで、
自分をダマし続けることに、
何の意味があるのだろう。

やりたいならば、
やればいい。

いますぐに、だ。

◆他人に「お節介」する暇があるなら、
「自分の時間」を生きよう

◆「本音で生きる=自分本位に生きる」ということは、
他人の迷惑を顧みずに、
まわりから時間を奪うこととイコールではない。

誰にでも「自分の時間」を生きる権利はあるが、
「他人の時間」を奪う権利はない。

そのラインを踏み越えてくる人間とは、
徹底的に戦うか、
完全に無視するかのどちらしかない。

◆ウソが一番のストレス源。
常に、本音で生きよう

ストレスは万病のもとになり得る。

実際、ストレスが免疫系の働きを
低下させるというデータもあるし、
人間の老化にも深く関わることがわかっている。

要するに、ストレスを放置すればするほど、
人生で自由に使える時間は減っていく。

そう、ストレスは「時間の大敵」なのだ。

「自分時間」を生きたいならば、
極力、ウソをつかないほうがいい。

ウソをつくということは、
相手の信じる現実にこちらが迎合する行為だから、
ウソをつけばつくほど、
その人は「他人時間」を生きなければならなくなる。

本音を隠すたびに、
あなたの人生は、
どんどん「他人時間」で埋め尽くされていく。

他人の都合に合わせた人生になっていく。

◆日本人は、
「睡眠時間」と「仕事」
のバランスがよくない。

仕事の優先順位が高すぎる。

仕事の重要度・緊急度を考慮して
最低限必要な睡眠時間は確保すべきである。

ちなみに睡眠時間には
個人差があるので巷の睡眠時間
(8時間、6時間、3時間)を信用しないこと。

自分の体に合わせること!

◆睡眠時間を削るのは、寿命の「前借り」

睡眠時には、脳脊髄液という「洗浄液」が分泌され、
アミロイドβタンパク質という老廃物を
洗い流してくれている。

つまり、実際に睡眠不足は脳によくない。

また、睡眠不足は脳だけではなく、
身体にも悪影響を及ぼす。

睡眠は「時間を増やす」うえで、
きわめて重要なのだ。

勉強にしろ、仕事にしろ、
「睡眠時間を削ってがんばる」という解決策は、
いつだって悪手あくしゅである。

「時間がない、時間がない」と言っている人ほど、
1時間長く起きてがんばろうとする。

そんなことをするくらいなら、
1時間早く寝て、翌日にその倍のスピードで
仕事を終わらせたほうが、
手持ち時間は多くなる。

眠りを削って生きている人というのは、
未来の時間を「前借り」し、
人生を「先食い」しているにすぎない。

眠ることは、
あなたの人生を充実させるうえでの、
最重要事項だと言ってもいい。

睡眠時間になっても、
「仕事が終わらない」という人も多いだろう。

ここで、重要となるのが仕事の優先順位である。

あなたがいくら頑張っても仕事がなくなることはない。

だから、仕事には優先順位をつけて行う。

つまり、重要なものから順番に終わらせて、
仕事の途中で優先順位の低い仕事は
絶対に行わないこと。

そうして、仕事の途中であっても、
睡眠時間になれば仕事をやめて寝ること。

ただし、緊急事態の対応については例外とする。

要は、睡眠と緊急度・重要度の
バランスを取る必要がある。