◆「新NISA」よりは「自分」に投資する 「r > g」 これは、資本主義の構図を、 ひとつの数式で表したものである。 「r=資本収益率」、 「g=経済、つまり国民所得の成長率」 を意味する。 この数式は、 「働くよりも、投資をしたほうがお金が増える」 ことを示している。 お金にお金を稼いでもらうほうが、 自分が働くよりも稼げる。 あなたは、 貧乏人も、ちょっとずつ投資に回す額を捻出すれば 「お金にお金を稼いでもらう」 形を作れるのでは・・・ と考えるかも知れないが、 残念ながらそれは難しい。 ある程度、 まとまった金額を毎月積み立てられなければ、 投資によるリターンはそれほど期待できない。 例えば、毎月3万円を20年間「新NISA」 に積み立てても、 200万円程度の運用益しか得られない。 3万円を240ヶ月連続で「死に金」 にし続けるデメリットは、 20年後に得られる200万円よりも 格段に大きいと思う。 じゃ何に投資すればいいのか? 「自分」である。 毎月3万円を「新NISA」 に投資するのではなく、 そのお金をまず「自分」に投資する。 頭脳を磨き、人脈を増やし、影響力を得る。 そのためのお金として使う。 ちなみに、 一般的な投資を考え始めてもよい 経済力のボーダーラインは、 「月額100万円を投資に回せるかどうか」。 それ以下の経済力しかない場合は、 「自分の投資」にお金を回す。 ◆インプットは「負債」である (「頭でっかちな評論家」になってはいけない) インプット・アウトプットで差がつくのは、 知識や情報に対する「向き合い方」にある。 その知識を得て、 何に活かそうと考えているのか? ここが重要! 実は、億単位のお金を稼いでいる人も、 情報源はあまり変わらない。 彼らと私たちとでは、 「情報を得る」段階では、 同じ土俵に立っている。 それなのになぜ、 収入源や知識の量で差が出てくるのか。 それはひとえに、 「その知識を得て、 何に活かそうと考えているか」という、 知識や情報に対する「向き合い方」 に差があるからである。 まとめると、 億単位のお金を稼いでいる人との差は、 負債(インプット)を資産(お金) に変える能力に差があるのである。 ◆動画コンテンツで効率的に学ぶ方法 (最短最速で知識を得るには?) 1: 動画を倍速で見る(もしくは聞く) 1.2倍速や1.4倍速ではなく2倍の倍速で聞く。 2:学ぶときの用途を切り分ける 動画の内容を頭に刻み込むためには、 「自分が学ぶべきもの」と 「学ばなくてもいいもの」を切り分けること。 浅く広く学ぶのではなく、 まずは一点集中が大事! 3:「コスト感」を身につける 無料だからといってだらだら動画を流し見しない。 常に自分の「時間単価」 を意識して動画を見ること。 仮にあなたの時間単価が2000円なら、 無料の動画を1時間見るだけでも、 2000円のコストがかかっていることを忘れないこと。 あなたが見ようとする動画が、 「時間」というコストをかける価値のある動画か? 無料動画にかかるコストは、 実は「無料」ではないのだ。