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大富豪の知恵 [1]【アンドリュー・カーネギー】



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◆富は若者にとって呪いであり、
貧しさは幸いである。

このフレーズは、次のように言い換えてもいい。

「遺産として若者に遺された富は、
たいていの場合デメリットになる。
貧しさのなかで奮闘することは
メリットである」と。

◆貧しさを味方につける

正直で貧しい家に育った子どもは、
豊かな家に育った子どもと比べて、
はるかに貴重な宝物をもらっている。

貧しい故に両親はさまざまなことをしなければならず、
その経験を子どもに伝える。

金持ちの家に生まれた子どもには、
いったいなにが与えられるというのだろうか。

◆自分の強みとその限界を知る

自分にもっとも適していて、
もっとも成果を出せるものはなにか。

それをきちんと把握せずにものごとを進めるのは、
なんと愚かなことだろうか。

◆成功と失敗をわけるもの

ある目標の達成に失敗したとしたら、
原因は目標そのものが問題なのではない。

それを目指していた本人自身に問題があるのだ。

仮に二人の若者がいたとする。

一人は、川を飛び越えようとしてジャンプしたが、
流れの真ん中に落ちて流されてしまった。

もう一人は、
ジャンプして無事に対岸に着地することができた。

この二人の違いはなにか?

失敗した若者には、
思慮分別が欠けていたのだ。

◆「何をしたいか」ではなく
「何ができるか」を考える

「自分が何をしたいか?」ではなく、
稼ぐためには「自分には何ができるか」を考える。