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人生の結論 [2] 【小池一夫】



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人生の結論 [2] 

◆安いもので本当にいいものはない、
安いわりにいいものがあるだけだ。

いいものは確実に高い。

しかし、高くても悪いものはたくさんある。

ただし唯一の例外は「本」。

◆不得意な分野に手を出して努力しても、
結果はせいぜい人並み。

それなら、得意分野に特化してその才能を
伸ばすことが、
自分にも他人にもいい結果を出すことになる。

自分が得意でないことは
基本的にやらなくていい。

◆誰かがあなたに本音を告白しているときに、
絶対に言ってはいけないことがある。

何か?

「正論」である。

人が弱音を吐くときに欲しているのは「共感」である。

私はあなたの「味方」ですというメッセージである。

正論は、相手の心の体力が付いたあとで伝えればいい。

◆苦手なことまでやる人を
「一生懸命」と褒める人は多いが、
得意な人に任せれば、
本人は楽だし時間短縮になるし
結果は出るしいいことずくめ。

苦手な人が同じことをすると
苦痛だし時間がかかるし、
大した結果もでない確率のほうが高い。

◆誠実に生きているよりも、
闇に飲み込まれた人たちの声が
大きく聞こえるのがSNSの世界。

その大半は、頑張って戦っている人たちを、
自分のレベルまで引き下ろしたいという
歪んだ心の人たちである。

なぜなら、
頑張っている人のレベルに近づこうと努力するよりも、
頑張っている人を引きずり下ろそうとするほうが
簡単だから。