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人生の結論 [3] 【小池一夫】



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人生の結論 [3] 

◆過去が未来を決めるのではなく、
未来が過去を決める

「これまで」が「これから」を決めるのではなく、
「これから」が「これまで」を決める。

全ての人が、
過去にあった嫌なことやトラウマを抱えている。

しかし、これからがこれまでを決めることができる
ということは、
過去の解釈を変えることができるということである。

「終わり良ければすべて良し」

All's well that ends well.

◆「生産」をやめると老いる

若者でも、
生産することをやめると精神的に急速に老化する。

生産とは、
実際に何かを作り上げるだけではなく、
精神的な生産も含まれる。

今までバリバリ働いていた人が、
定年になって何もすることがなく
急激に老け込んでしまうのは、
何かを生産することがなくなってしまったからだ。

◆どういう老人になるかは、
今の自分で決まっている。

人は年を重ねて何かを学び
格好よい老人になるのではなく、
格好いい老人は若いときから格好よかったのである。

格好いい若者が格好いい老人になるのである。

どういう老人になるのかということは、
若いときから始まっている。

老後のためにといって何でも我慢する人生は、
既に老後を送っているようなものである。

将来の老いの恐怖のために、
今の若さを犠牲にするのは愚かなことである。

◆「許しは過去との決別」

強い人は人を許せる。

弱い人間ほど、
相手を許すことができない。

◆本を読め、旅に出ろ、人の悪口を言うな!

本を読むことで知識を得て、
旅に出て行動することで「知識」が「知恵」に変わる。

人の悪口を言わないことは人格を表す。

魅力的な人たちは、
この3つに全て当てはまる。

◆人を判断するときに、
加点法の人と減点法の人がいるが、
人の欠点をあげつらう減点法の人より
人の美点を見つけられる加点法の人のほうが
人生は豊かである。