思いと環境【ジェームズ・アレン】
原因と結果の法則[1],
原因と結果の法則[2],
原因と結果の法則[3],
原因と結果の法則[4]
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自分の心をしっかりと管理し、
人格の向上に努めている人たちは、
「環境は思いから生まれるものである」
ということを熟知している。
人間の心は庭のようなもの。
それは知的に耕されることもあれば、
野放しにされることもあるが、
そこからは、
どちらの場合にも必ず何かが生えてくる。
もしあなたが自分の庭に、
美しい花の種を蒔かなかったら、
そこにはやがて雑草の種が無数に舞い落ち、
雑草のみが生い茂ることになる。
すぐれた園芸家は、
庭を耕し、
雑草を取り除き、
美しい草花の種を蒔き、
それを育みつづける。
同様に、私たちも、
もしすばらしい人生を生きたいのなら、
自分の心の庭を掘り起こし、
そこから不純な誤った思いを一掃し、
そのあとに清らかな正しい思いを植えつけ、
それを育みつづけなければならない。
私たちは、
自分を環境の産物だと信じているかぎり、
環境によってうちのめされる運命にある。
しかし、
「自分は創造の力そのものであり、
環境を育むための土壌と種(心と思い)を
自由に管理できる」ということを
認識したときから、自分自身の賢い
主人として生きられるようになる。
自分の心をしっかりと管理し、
人格の向上に努めている人たちは、
「環境は思いから生まれ出るものである」
ということを熟知している。
なぜならば、
すでにかれらは、
環境の変化と心の状態の変化が、
つねに連動していることに
気づいているから。
James Allen