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世紀の相場師ジェシー・リバモア〔4〕株取引の3つのルール 資金管理に関するルール【リチャード・スミッテン】



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◆ジェシー・リバモア 株取引の3つのルール〔2〕
資金管理に関するルール

・停止ポイントを設定する。

株価が思った方向と逆の方向に動いた場合
どこで見限るか、
明確なポイントを事前に定めておく。

10%以上のマイナスは抱え込むべきではない。

こうした損失をカバーするには、
場合によっては2倍のコストを要することになる。

・信用取引の場合、
追加の証拠金請求には応じてはならない。

・「評価益」を定期的に「現金」に転換せよ。

得られた利益の何パーセントかを、
現預金、債券、年金といった安全な資産に換える。

現金は、過去、現在、未来、
いつの時代にあっても「王様」だ。

現金は銃の弾薬であり、
一部の現金をつねに取りおいておく必要がある。

このルールに従わなかったために、
私は何度か危うい立場に立たされた。

・タイム・イズ・マネーは
相場の世界では成り立たない。

なぜならマネーが働かず、
利益を生まない「時」があるからだ。

タイムはタイムであり、
マネーはマネーである。

しかし、ただ座っているだけのマネーも、
時にチャンスにめぐりあい、
多大な利益をもたらすことがある。

忍耐、我慢、自制こそ成功のカギである。

ゆめゆめ急いではならない。

・先を急いではならない。

相場で成功した者で、
休みなく取引を続けた者はいない。

投資した資金をすべて引き揚げ、
休みをとるチャンスはいくらでもある。

市場の動向が定かでないときは、
しばらく間をおき、
確信をもてる状況がきたら再度参入する。

・チャンス到来と思ってもすぐに全力投球せず、
打診すること。

まず、全資金の20%を当て、
2回、3回と20%ずつを投入する。

この結果、
自分の判断に間違いがないことが確認できたら、
最後に残りの40%を投入する。

株価の動きが思惑と逆の方向を向いた場合、
それがどの時点であれ、
すべての取引を終了させること。

・「負け」銘柄はすぐに切り捨てる。

「勝ち」銘柄は、すべての要因が順風下にある限り、
そのまま動きに任せる。