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ツキの方程式〔1〕運をよくする方法【マックス・ギュンター】



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◆運を良くする方法

「運の良い人」と「運の悪い人」
それぞれにどういう特徴があるのか、
両者にどういう違いがあるのかを探った結果、
運の良い人には見られるが、
運の悪い人にはほとんど(あるいはまったく)
見られない、という特徴が5つあることが
わかった。

1:社交性に富む
運の良い人は、
多数の人と友好的な関係を築いている。

幸運は常に他人からもたらされるものなので、
多くの人とつながりを持つほど、
幸運が訪れる可能性は高まることになる。

2:直感力がある
運の良い人は、
目に見える以上の何かを察知する能力を持っている。

多くの場合は、
無意識のうちにその能力をはたらかせている。

●ルール1
直観に十分な情報の裏づけがあるかを確かめる

●ルール2
願望と直観を混同してはならない

●ルール3
直感力は自らの意志で鍛える

3:勇気がある
運の良い人は、
目の前にチャンスが訪れたら、
確実にそれをつかみ取る。

たとえ、
それによって自分の人生設計が狂うことになっても、
勇気を出して一歩踏み出す。

そのため、
運の良い人は「ジグザク」な人生を歩むことが多い。

●ルール1
常にチャンスに目を光らせる

●ルール2
勇気と向こう見ずの違いを見極める

●ルール3
情報が十分でなくてもまずは一歩踏み出す

4:ラチェット(※)効果をはたらかせる
運の良い人は、
自分のしていることが悪い方向に転がり始めたときや、
状況が悪化し始めたときには、
素早くその場から逃げ出すことができる。

そのため、
ひどい不運に見舞われることは少ない。

※Ratchetとは〈歯どめする〉という意味。
車輪などを一方向にのみ回転させる装置。

●障害1
人は「自分が間違っていた」とはなかなか言えない

●障害2
投資したものを捨てるのは難しい

5:悲観的推測に基づいて行動する
「運の良い人は楽観的な人」というイメージがあるが、
実際にはまったく楽観的ではない。

運の良い人は、
自ら意識して、
極端なほど悲観的な態度を貫いている。

いつ良くないことが起きるかわからない、
と思って行動することが、
幸運につながっているのだ。

●マーフィーの法則
「自分の幸運を信じすぎてはいけない」という法則。

●ミッチェルの法則
「運が自分の思い通りになると思ってはいけない」
という法則。