◆私たちはすべてを知ることはできないが、 一生懸命に努力して、 長期的に平均以上の判断を下せる程度に 賢くなることはできる。 そうすれば、複利に似たメリットが得られる。 ◆自分が何を知らないかに、 気づくことが知恵を身につける第一歩である 私たちは、賢くなればなるほど 自分がいかに知らないかに気づくようになる。 エゴ=1÷知識 つまり、知識が多ければエゴは小さくなり、 知識が少なくなるほどエゴは大きくなる。 どの分野でも、 人は深く知れば知るほど謙虚になる。 これはダニング・グルーカー効果 としても知られている。 ◆結局、その人のレベルは人生で 最もかかわりが深い5人の平均になる。 だからこそ、賢く選んでほしい。 ◆最も適切なロールモデルを選ぶためにできること、 質問すべきこと! ・自分が目指していることと似たような 成果を上げている人を探す ・自分が人生で抱えている問題と似たようなことで 苦労した人を探し、 その人がどう乗り越えたかを理解する ・感動的な人生があなたを鼓舞こぶし、 やる気を与えてくれる人を探す ・やる気やインスピレーションが続かないときは、 行動そのものがあなたに何らかの インスピレーションを与えてくれる人に 目を向けるとよい ・規律を保てない人は、規律にあふれ、 他人に規律の守り方や専心の仕方について 教えている人に目を向ける ◆後悔最小化フレームワーク 人生における大きな決断には、 たいてい何らかのトレードオフがある。 時には、のちに大きな後悔を避けるために、 小さな後悔を受け入れざるを得ないこともある。 多くの人は、 行動するリスクの心配に多大な時間を費やし、 行動しないリスクを完全に見過ごしている。 確かに、リスクをとらなければ、 それによる失敗もないし、痛みもない。 しかし、本当に痛みはないのだろうか。 後悔はその後の人生につきまとう。 失敗は苦痛をもたらすが、 それはすぐに消え去る。 反対に後悔は一生の痛みとなる。