Liberal Arts {Article366}

ようこそ「リベラル・アーツ」へ...

バリュー投資達人への道 [9] 【ゴータム・ベイト】



【動作環境】iPhone[○], Android[○], Windows{Microsoft Edge[○], Google Chrome[○]}
◆小さくても一歩ずつ進む

ロバート・マウラー(脳が教える!1つの習慣)は、
時間をかけて人生の大きな変化を起こす
助けになる6つの戦略について書いている。

1: 小さな質問をする
2: 小さく考える
3: 小さな行動を起こす
4: 小さな問題を解決する
5: 小さなごほうびを与える
6: 小さな瞬間に気づく

小さく始める・・・
本当に小さく・・・
これ以上できないほど小さく

◆投資で稼ぎたければ、
正しい心理的姿勢を持っていなければならない。

このことを哲学者のスピノザほど、
うまく言い表した人物はいない。

彼は、
「物事はその永遠の側面を見なければならない」
と言った。

株で儲けるためには、
銘柄を選ぶための洞察力と、
買う勇気と、
保有する忍耐力が必要だ。

このなかで、最も難しいのが忍耐である。

今のポジションを売って利益を確定するように
勧めるさまざまな助言や衝動に直面しても
保有し続けることができる投資家は、
並外れた精神力を持っていると言える。

◆私たちは、人生の限られた時間を
どこにつぎ込めば最大の成功を得ることが
できるのだろうか?

それには、
自分の才能がどこにあるのかを見つける必要がある。

才能が相手にあって自分にない分野で戦えば、
負けるのは決まっている。

このことは、どのような予想よりも確実だろう。

自分の強みがどこにあるのかを理解し、
自分のコアコンピタンス領域のなかで戦うのだ。

◆逆転テクニックを使って
コアコンピタンス領域を作る

逆から見る、常に逆から見てみる。

状況や問題を逆さにして、
逆から見るのだ。

もしすべての計画が
うまくいかなかったらどうなるのか。

自分はどこに行きたくないのか、
どうしたらそこに行ってしまうのか。

成功を夢見るのではなく、
失敗する方法のリストを作ってみるとよい。

例えば、怠惰、嫉妬、恨み、自己憐憫、
権利への執着、自滅的な精神習慣などといったことだ。

そして、これらの資質を避ければ、成功できる。

私は自分がどこで死ぬか知りたい。

そうしたらそこには行かないから・・・

◆コアコンピタンス(Core Competence)領域

コアコンピタンスとは、
組織や企業が他社と差別化された競争力を
持つために活用することができる、
独自で持っている特定の能力や
専門知識のことを指す。

コアコンピタンスは、
企業が長期的な競争優位を築くために
重要な役割を果す。

これは、組織の内部に存在する特定のリソース、
技術、スキル、経験、ノウハウなどの要素を指し、
他社には真似できない競争上の優位性を生み出す。