◆小さくても一歩ずつ進む ロバート・マウラー(脳が教える!1つの習慣)は、 時間をかけて人生の大きな変化を起こす 助けになる6つの戦略について書いている。 1: 小さな質問をする 2: 小さく考える 3: 小さな行動を起こす 4: 小さな問題を解決する 5: 小さなごほうびを与える 6: 小さな瞬間に気づく 小さく始める・・・ 本当に小さく・・・ これ以上できないほど小さく ◆投資で稼ぎたければ、 正しい心理的姿勢を持っていなければならない。 このことを哲学者のスピノザほど、 うまく言い表した人物はいない。 彼は、 「物事はその永遠の側面を見なければならない」 と言った。 株で儲けるためには、 銘柄を選ぶための洞察力と、 買う勇気と、 保有する忍耐力が必要だ。 このなかで、最も難しいのが忍耐である。 今のポジションを売って利益を確定するように 勧めるさまざまな助言や衝動に直面しても 保有し続けることができる投資家は、 並外れた精神力を持っていると言える。 ◆私たちは、人生の限られた時間を どこにつぎ込めば最大の成功を得ることが できるのだろうか? それには、 自分の才能がどこにあるのかを見つける必要がある。 才能が相手にあって自分にない分野で戦えば、 負けるのは決まっている。 このことは、どのような予想よりも確実だろう。 自分の強みがどこにあるのかを理解し、 自分のコアコンピタンス領域のなかで戦うのだ。 ◆逆転テクニックを使って コアコンピタンス領域を作る 逆から見る、常に逆から見てみる。 状況や問題を逆さにして、 逆から見るのだ。 もしすべての計画が うまくいかなかったらどうなるのか。 自分はどこに行きたくないのか、 どうしたらそこに行ってしまうのか。 成功を夢見るのではなく、 失敗する方法のリストを作ってみるとよい。 例えば、怠惰、嫉妬、恨み、自己憐憫、 権利への執着、自滅的な精神習慣などといったことだ。 そして、これらの資質を避ければ、成功できる。 私は自分がどこで死ぬか知りたい。 そうしたらそこには行かないから・・・ ◆コアコンピタンス(Core Competence)領域 コアコンピタンスとは、 組織や企業が他社と差別化された競争力を 持つために活用することができる、 独自で持っている特定の能力や 専門知識のことを指す。 コアコンピタンスは、 企業が長期的な競争優位を築くために 重要な役割を果す。 これは、組織の内部に存在する特定のリソース、 技術、スキル、経験、ノウハウなどの要素を指し、 他社には真似できない競争上の優位性を生み出す。